来る1月28日(日)、後楽園ホールにて開催されるKrush.157において、対 塚本拓真 選手戦に臨む近藤魁成選手に試合直前インタビューを実施致しました。
格闘技に向き合うこと
インタビュアー(以下、Q))2024年最初の試合です。調子はいかがですか?
近藤魁成 選手(以下、魁成))調子はいい感じです。今日(1月20日)で追い込みは最後にしたんですけど、練習は結構ギリギリまでやろうかなと。減量も順調です。
Q)今回は昨年8月の試合以来の再起戦となります。ここまでどのように過ごしてこられましたか。
魁成)格闘技の事を考えるというか、とにかく格闘技に向き合うことを考えて過ごしてきました。
Q)対 鈴木勇人 選手戦での敗戦、そこから対 ヴィトー・トファネリ 選手戦での勝利を経て仕切り直しを図りたいというところでしたが、下馬評では有利と思われた対 FUMIYA 選手戦を落としてのこの試合。キャリアの中でも一番難しい時期を迎えていると思いますが、どのように捉えているのでしょうか。
魁成)振り返ればまだまだ格闘技自体を舐めていたんだろうっていうのもあるし、多分ちゃんと向き合うことが足りていなかったからああいった結果になったのかなと素直に思っています。
Q)その点では前回と今回の試合前で、何か試合への向き合い方などで変化はありましたか。
魁成)向き合うって点では今は意識して嫌なこととかやりたくないことなんかを試合のためにも積極的に積み重ねて準備しています。
Q)精神面で言うと、今回の対戦相手の塚本選手からは「ファイターとして一番大事な気持ちの部分では自分が勝っている」と挑発も受けていましたが、それについては何か思うことはありますか。
魁成)今は過去から自分で意識も出来て格闘技と向き合っているので、そんなことはないと思いますね。
仲間が見せてくれた『これが格闘技』
Q)3KからK-1に参戦中の中でも山口翔大 選手は6連勝無敗で戦歴を重ね、小田尋久 選手は5連勝の後フランスで初黒星を喫しましたが世界でもトップクラスの選手を相手に堂々の試合を見せるなど他の選手の活躍が目立っています。2024年、ここで近藤魁成の再起を見せたいなどという意気込みはありますか?
魁成)チームのみんなが結果を残していってるんですけど、その中でも自分は一番昔からみんなより早く3Kにいるんで、みんなよりも早く結果を残してベルト取りたいなと思っています。
Q)山口選手の試合では観戦されて何か感じることがあったようですね。
魁成)観客席で見ていて面白かったし、チームとして3Kは挽回するのが苦手みたいなこと他所から見た時に思われたりしていると思っているんですけど、山口さんがちゃんとダウン取られた後に挽回して勝ち切ってくれて、「やっぱりこういう試合って面白いな」というのを改めて感じて。一回ダウン取られた終わりではなく、そこからでも最後は勝つみたいな。そういう試合をしたいなと思わされました。
Q)自分がしたくなるような試合を仲間が体現してくれたんですね。
魁成)改めてこれが格闘技だなって強く思いました。
Q)やられたらやり返す、みたいな部分は格闘技の醍醐味ですもんね。
魁成)そういう試合や姿を見せる格闘技をしたいです。
倒して勝った方が気持ちも上がるんで倒して勝つ
Q)この試合はどんな試合にしたいですか。
魁成)相手はトップレベルの選手ではないと思っているのでレベルの差を見せて、倒して勝ちたい、倒して勝たないといけない相手かな、と思っています。
Q) K-1オフィシャルのインタビューでもこの試合でのKOへのこだわりは話されていましたけど、そこにかける想いは強いですか。
魁成)倒して勝った方が気持ちも上がるんで倒して勝ちたいです。
Q)最後に、応援してくださっている皆さんにメッセージをお願いします。
魁成)今回の試合は見ていて格闘技って面白いなって思えるような試合にして、最後まで勝ちにいく、倒しにいく姿勢を見たいなって思っているので楽しみにしていてください。
本インタビューはロイヤル・パートナーである 株式会社トランスオーシャンプランニング 様の提供でお届け致しております。
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