来る3月25日(土)、後楽園ホールにて開催されるKrush.147において、スーパー・ライト級 対 ヴィトー・トファネリ 選手戦に臨む近藤魁成選手に試合直前インタビューを実施致しました。
前以上に格闘技のことをもっと深く考えるようになった
インタビュアー(以下、Q))試合も間も無くです。調子はいかがですか?
近藤魁成 選手(以下、魁成))調子は良い感じです。減量も順調ですね。
Q)前回の試合は半年以上前の夏に福岡の地で敗れた鈴木選手との試合でした。それと同時に、怪我でのアクシデントなどを除けばリング上での明確な敗戦はピケオー戦以来でもありました。
魁成)今振り返ると格闘技のことをまだまだ考えずにやっていたなと。ベルトのかかった試合で最後勝てなかったり、大事な試合で最後勝てなかったり、そういうことがあったので前以上に格闘技のことをもっと深く考えるようになりました。
Q)なるほど。自分の格闘技の見方や考え方に深みが出来たんですね。
魁成)まだまだ人より練習しなきゃいけないし、人に追い込まれるのではなくて、自分で追い込むことが出来るような人にならないと感じました。
Q)色々イメージしていたものも一度白紙になった形ではあったかと思いますが、今この試合からはどんなイメージでいますか?
魁成)8月に勝っていればK-1のベルトを狙いに行こうと思っていたんですけど、負けてしまったのもあるのでKrushのベルトを取って、少しずつでも着実にレベルアップしていきたいと今は思っています。
Q)先日のK-1にも試合を見に行かれて、先日は鈴木選手に対しリベンジマッチを望まれるようなツイートもされていましたが、試合を見ていてなにか感じるものはありましたか?
魁成)リングを見ていて、自分の中では去年の8月の試合はやっぱり負けるはずの試合ではなかったと感じているので、改めて今ここで一戦一戦負けていたらあかんなという想いは強くなりました。
Q)試合の内容どうこうではなく、ご自身の中で熱い想いが込み上げてきたって感じなんですね。
一緒にやれるっていうのはやっぱり嬉しいですね。
Q)今回は同日に拳成選手も出場することが今回のKrushでは非常に大きいですが、兄弟揃って同日に出場されることに何か思うことはありますか?
魁成)引っ掛かっているってほどでもないんですけど、以前K-1の大阪大会に出た時に一緒には勝てなかったので、一緒に出るからにはやっぱり勝ちたいって想いは強いです。
Q)2年ぶりの拳成選手のカムバックになりますが、選手として兄弟として「いない間寂しかった」とか「戻ってくれて良かった」とかなにか思うことはあったりしますか?
魁成)寂しかったとかはなかったんですけど、追い込み練習とかやっていてけん*の方が頑張っていたりしたら余計頑張れたりとかもするので、一緒にやれるっていうのはやっぱり嬉しいですね。
*魁成選手から拳成選手への呼び名
やっぱりベルトが獲れる選手だと思ってもらえるような試合を見せます
Q)今年はジムの他のプロ選手もここまで活躍し、非常に良い流れですね。仲間の活躍を目にして何か思うことなどはあったりしましたか?
魁成)チームのみんなが勢いつけてくれたから、それをそのままじゃなくて自分とけんでもっと上げていけたらなって思います。
Q) プレッシャーとかではなく、それ以上に「もっと」という意気込みに繋がっているんですね。
Q)今回の対戦相手である対トファネリ選手戦はどんな相手の印象で、どんな試合にしたいかといったイメージはありますか。
魁成)トファネリ選手は粘り強くて、最後まで戦う選手だと思います。僕の方は前回に比べたら体つきもそうだし、試合に向けて集中も出来ているし、全部が絶対強くなっているのでその全部を見逃さずに見て欲しいと思いますね。
Q)最後に意気込みを教えてください。
魁成)今回の試合を勝って、やっぱりベルトが獲れる選手だと思ってもらえるような試合を見せます。
本インタビューはロイヤル・パートナーである 株式会社河村物流 様と 松本機工 様の提供でお届け致しております。
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