来る8月11日(木)、福岡国際センターにて開催されるK-1 WORLD GPにおいて、スーパー・ライト級 対 鈴木勇人 選手戦に臨む近藤魁成選手に試合直前インタビューを実施。前回の試合の振り返りから仕上がりや試合への意気込みを語っていただきました。
インタビュアー(以下、Q))前回、66kg契約でアラン・ソアレス選手との試合を行われて、スーパー・ライト級への階級変更の準備試合といった形になりましたが、実際に試合をしてみて感触的にはいかがでしたか?
近藤魁成(以下、魁成))67.5kgよりフィットしている感触があって動きも悪くなかったし、リカバリーも前より良い感じに進んだので、65kgは今ベストな階級なのかなと思いました。パワーもスピードも上がって動きにキレが増したように感じたし、前よりも倒せる感触が持てています。
Q)同時に右手の負傷からの復帰戦という位置付けの試合でもありました。試合を経て、右手の回復具合の感触はどうですか?
魁成)継続的にリハビリというか再発予防のためのトレーニングはやっているんですが、毎日右手も使って練習は出来ているので万全ですね。
KOに執着し過ぎずに3分3ラウンド圧倒したい
Q)そうしていよいよ今回がスーパー・ライト級としての新スタートとなる初戦です。対戦相手の鈴木選手の印象を聞かせてください。
魁成)左ミドル(キック)が強くて、パンチでも倒せるようになったなという選手なんですけど…とにかく左ミドルの印象が強いです(笑)
Q)会見でも触れられたように4年前にも対戦した相手となりますが、その時の鈴木選手の印象はいかがですか?
魁成)その時も左ミドルはめっちゃ警戒していてその分パンチはなかったんですが、今は得意の左ミドルにパンチも合わさってよりバランスの良い選手になったイメージです。
Q)当時の試合では1、2ラウンドを優勢に進めるも、3ラウンド目に鈴木選手に押し返されたような印象の内容となりましたが、今回の試合はどんな試合になると思いますか?
魁成)KO出来ればKOで倒したいんですけど、執着し過ぎずに3分3ラウンド圧倒したいですね。
Q)スーパーライト級転向一戦目の対戦相手としては、鈴木選手はライト級でチャンピオンにもなった林健太選手を直前の試合で倒していたりと、階級の中ではかなりの実力者です。ハードな相手が来たなといった印象などはありませんでしたか?
魁成)ベルトに近づくためと考えたらこのレベルの選手は来るだろうと思っていたので、望むところです。
誰が来ても全然問題ない
Q)そんな鈴木選手を倒したとなれば、必然的にベルト争いも見えてきます。この階級では安保選手から山﨑選手、山﨑選手から大和哲也選手へと、実力者が揃うが故にベルトも忙しく移動する現状となっています。もしタイトルマッチをやるならこの選手とやりたいなどといった選手はいますか?
魁成)次戦タイトルマッチが決まっている大和哲也選手、佐々木大蔵選手もしくは不可思選手ですね。
Q)その理由があれば聞かせていただいても良いですか?
魁成)不可思選手は相性が良いのもあるんですけどまず試合が盛り上がるんで。大蔵選手はバランス良く本当に強い選手だと思うので、そこを倒してチャンピオンになれば階級に敵がいない状態になって海外の強豪とも試合をしやすくなるから。大和選手は同じ舞台に立っている以上憧れって感情はないんですけど、昔から手合わせしてみたいと思っていたのでやってみたいです。
Q)逆にタイトルマッチをやる上で当たりたくない選手はいますか?
魁成)いないです。
Q)会見やK-1の試合前公式インタビューの発言からもベテラン選手たちを押し退けてやろうという意気込みを感じましたが、そういった意味ではやりたい相手はいるものの相手にはこだわらないといった感じですか。
魁成)いや、もう誰が来ても全然問題ないですね。
本インタビューはロイヤル・パートナーである 株式会社トランスオーシャンプランニング 様の提供でお届け致しております。
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